第1回 コミュニケーション技法〜賢い患者になりましよう!〜
平成15年8月31日 参加者19名
歯医者さんで、説明がよくわからなかったけど「はい」と答えてしまったことはありませんか?
歯医者さんはマスクをしているから話しにくいし、ロを問けた状態では誌そうと恩っても話せない!
納得のいくしか治療を受けるために、患者側のコミュニケーションの工夫も重要です。
思い込み、聞き違い、勘違いはよくあることですか、そのために大切な歯を失うのは悲レいことです。
 はじめに、江戸川区で歯科医院を開業している宇田川先生から、現場での悩みや自院の取り組みについてプレゼンテーションがあり、歯だけでなく生活全体をみて治療方針を決定していための様々な工夫が紹介されました。
 その後、景山歯科医院の景山先生から、「奥歯が折れてインプラントを勧められ、悩む50才の男性、付和雷茂さん」のシナリオと説明があり、2つのグループに分れてシナリオの続きを考えるという口ールプレイを行ないました。各グループで景山先生、宇因川先生が話し合いを円滑に進めるためのコーディネーターとして入り、白己紹介から始めました。配役では実際とは違う立場になり、「付和さん」の悩みと問題点、解決法などを考えていきました。参加者は、普段の立場を離れた役になりきって会話が弾み、楽しそうな雰囲気の中、40分のグループワークが進みました。
「ただ痛いだけで行ったのに、急に勝手に歯を抜かれた」「インプラントなど一応説明はしてくれても、料金や食感など説明不足」「行った途端に工プロンをかけられ、わからないことの質問や相談などできる雰囲気ではない」など、さまざまな不満も本音で話し合われて、実り多い展開になりました。悩む「付和さん」が白己決定できるまで、セカンドオピニオンのドクター、家族などの役の方々が具体的な情報を提供していきました。こうした中、歯科医側の悩みも少し共有できたようです。
 また、患者側も、自己決定できるだけの情報を得るために動かなければならないこと。そのために双方の工夫が必要なこと。華前の予約電話や質問の仕方も大切だということが、良く理解できました。
 最終的には、患者側の人を観る目に頼ることになりますが、歯科医を見極めるのに大切なことは、治療方法を一つでなく他の方法と比べながら分りやすく説明(費用や時問、痛みや身体への影響)してくれるか、患者の気持ちに寄り添って話してくれるか等です。
 いろんな選択肢を知り、自分を信じて自己決定することの大切さ。そこに至るまでサポートしてくれる人はたくさんいるということを、確認できたことも口一ルプレイの大きな収糧でした。
 最後に景山先生から、「付和さん」の実際のお口の中のスライドを見せてもらいました。参加者にも、他人事とは思えない気分で歯や歯ぐきの状態を見てもらえたようです。
 職種の垣根を越えて、患者の目で考えたいという「歯科患者塾」は、コーディネーターの両先生とご参加の皆様のおかげで無事終了しました。
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